理系博士の人生

研究よりも組織論や理系教育に興味がある体育会系工学博士のおぼえがき

部長を過学習するぼくたち、会社にいる偶像の上司

仕事をしていると、上司が何を考えているかは結構想像するんです。

 

私「部長に指示された資料でも作るか、上司はこういう資料が欲しいと言っていたから、こんな感じでどうや!」

 

部長「この資料で言いたいメッセージはなに?」

 

私(・・・!?!? あれ、作る目的・用途は言わなかったけどなんだこの自信。まぁきっとメッセージはこういう感じだろ!)

「こういうメッセージです!」

 

部長「いやいやいや、それを言ってもしょうがないじゃん、事業部はこう考えているんだから」

 

私「はい!すみませんでした!」

(なにが欲しいかちゃんと言えよ、深く聞かなかったことには落ち度はあるけど)

 

というケース、結構あります。僕もよく後輩に似たようなムーブをかまして謝ってます。マジごめん。

部長もいちいち全部話せずに依頼をするから、僕らが上司になったつもりで色々やらないといけないんですよ。(伝わっているか把握するのは難しいのもある)

で、だんだんそれが発達してくると、打ち合わせで、僕らの想像する部長がどう思うかで色々考え出します。

「A部長はこう考えて、このコメントをしたんだと思うよ。だから、こういう提案したらどうかな」

「違う、A部長はこう考えているからこうすべきだ」

こんな感じになります、地獄。

実際に部長に聞きにいくと全然そんなこと思っていないとかね、地獄。

 

会社には偶像の部長とリアル部長がいるという話。

 

 

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