理系博士の人生

研究よりも組織論や理系教育に興味がある体育会系工学博士のおぼえがき

万年補欠はキャプテンになれない

チームスポーツを中学校から大学までずっとやってきたんですよ。

チームスポーツだと、勝つためにメンバーを選ぶわけですから、ずっと試合に出れない人もいますし、先輩を差し置いて試合に出ることもあります。

部活という遊びでも当たり前なんですけど、キャプテン・部長とかポジションのリーダーとかって、入部の時点で大体見通しがついているんですよ。

上手いかどうかってのはもちろんあるんですが、まず主体性があるんですよね。「自分がやる」という意思ですね。

 

で、会社の話に戻るんですけど、会社は年次を過ごせばお給料は増えて、職位がついてくるんですよ。

これは年功序列という制度なんですよね。普通年次が増えていくと研究職もテーマ担当者からテーマのリーダーになっていくんです。

これって結構おかしいんですよ。この一個前のメモにも書きましたけど、テーマ担当者とテーマのリーダーって全然やることが違うんですよね。

結局言われたことをやるだけではリーダーはできないんですよ。当たりまえだけど。言われたことをやってたら言われなくてもやる癖はつかないですよ。

 

部活で補欠の先輩がいたとしましょう。その方が経験を重ねたとしてキャプテンにはならないですよね?

雑な言い方ですけどそんなイメージです。

 

主体性を持ってやらないといけないと部活で言われまくってたので僕は割と自然とできる気がするんですど(すごいでしょ、ここで承認欲求を満たしています)

意外と会社でできる人は少ないです。どこかみんな他人事で、テーマは誰が持ってきてくれるでしょ、みたいな感じです。

俺・私がやらないとダメだって思う人は会社だとほんと少ないんですよね。

 

今更振り返って考えると博士課程は特に主体性ありきの研究をやっていくせいか(人によるかもだけど)、主体性ある人が多い気がするよ(バイアスかけまくり)

 

主体性を持って考えてみようよというお話です。

 

(今日は先輩に、全然未来を描いていないなと言われて、今の業務的にやれるかアホか!と思いながらもやれなかった自分に軽く凹んでたんですけど

 書いていい自己満足が得られました、ありがとうございます。)

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