会社は普通の人で動いている。ってことはその他大勢が優秀かみればいいってことか。
こんにちは
gobostonです。
僕は大学を卒業し、大学院にそのまま進学しました。
家族には企業で働く人がたまたま少ない環境にいたし、
製造業で研究していた人も少なく、会社で働くことはどんなことなのか?
全く想像もつかずただ、ただ、就活本を読みまくってました。
OB訪問たくさんした方がよっぽどましだったなと今更反省したのですが、
逆に、就職本は、就職してから見返してみると、理解できて面白いもんです。
そういう意味では就活本は、読む人の経験値(就活生)にあっていないんですね。
ところで紹介する本はこちら
「僕たちはガンダムのジムである。」
- 作者: 常見陽平
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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上から目線ですが、読み返すと結構良い本。
そもそも会社に就職すべきか考えさせられた。
メモと感想
嫌いな上司5つ
1、責任逃れ
2、口ばかり、行動しない
3、理不尽に怒る。
4、話を聞いてくれない。
5、嘘をつく
これは本当、インターンシップとかで職場体験していたら分かると思うけど、この項目に当てはまる上司はたくさんいる。
ただ、これには幾つか問題があって、社内での昇進がかかっているから責任逃れちゃう人とかたくさん。
こんな上司がいると本当にやる気を失う。自分のことしか考えてない上司は多い。仕事ができなくても、部や課のことを考えて行動してもらえるだけで僕はがんばれる。
好きな上司5つ
1、リーダシップがある。
2、最後には責任を取って部下を守る。
3、決断力がある。
4、気軽に話しかけて気遣いしてくれる。
5、マネジメント力が高い
これに当てはまる上司なんてこの世にいるの??多分、ベンチャーとか、組織のサイズが小さい場合、多くいるのではと想像します。
行動心理学?で組織サイズが人間性に与える影響を調べて欲しい。組織サイズが巨大化することで人間に良い影響を与えることなんでない。
学校は社会の歯車を作っている。
社会の80%は普通の人でその人たちが動かなければ社会は動かないからだ。
これはその通りだと思う。みんな毎日真面目に仕事をしています。その仕事が本当に意味があるかどうかを考える時間など与えられないくらい仕事詰めです。
就職して怖いこと
企業の考え方が自分の中のすべてになってしまうこと。企業の方針は絶対であり、世の中の基準、自分の基準ではなく、企業の基準で物事を見るようになってしまうこと。
これ。本当に怖い。会社の常識が社会の常識と勘違いし始める。入社して思った違和感はずっと持ち続けた方が良いと思う。意味のない会社のしきたりとか沢山ある。
僕はなるべく疑問を持って、会社から一歩離れて見るようにしています。
会社での生き方
世界を視野に入れて売れるものを考えてどうすれば売れるか(マーケティング)、コストを最適化するかなど。
普通の人だけれども、その普通の人の中でどうやってプロとして生きていくのか。
会社と適度に距離を置き、モチベーションも上げすぎず、下げすぎずとキープする。それで平均的に高い結果を出す。
仕事は基本的にやらなければいけないことだから苦行。だからそれをあえて楽しむというスタンスが必要。
戦略的におっさんになること。わからないこと、手伝ってほしいことは素直にお願いする。チームとしてそれがプラス。
昇進
最短で29.5歳で係長
33.9歳で課長
40.1歳で部長
らしいです。会社ごとに全然違うと思う。
昇進に必要な要素
「評価」と「評判」が必要
評価:業績
評判:部下や上司から感じること、社会ではこれが意外と重要
自己評価は25%実力より高く、他己評価は25%実力よりも低い
これは正しかった。ただ、業績は客観的な指標とは限らないので注意。やっぱり気に入られている人は評価を上げやすい環境にはある。
上司が人格的に優れている場合のみ、本人の能力が正当に評価されるって感じ。
ただ、大企業は数万人の評価を平均化しないといけないので、しょうもない評価制度で人を評価するわけ。本当に意味がないとため息が出る。
昇進のためにやるべきこと
会社の中で細く長く活躍している、優秀な先輩を参考にするといい。
彼らはどうやって生きてきたのか。身の回りにいる優秀な先輩を参考にする。
そうこれ。評価する人のやり方に合わせるのが最も賢い方法です。
この本、確かに会社で生きていくための方法を沢山描いてくれている。
でも人生を楽しく過ごせるのかは正直わからない。僕はずっと悩んでます。