理系博士の人生

研究よりも組織論や理系教育に興味がある体育会系工学博士のおぼえがき

理系の就職、大学の推薦なんてなくなった方がいいんじゃないかな

おはようございます。

gobostonです。

 

最近自分が会社に不満を感じている事もあり、

「就職活動」について色々思うところがでてきた。

 

「大学の推薦なんてない方がいい」

理由は二つ

  1. 学生の就活へのモチベーションを下げる。
  2. 学生のための制度ではない。

これです。

まず1、なんでモチベーションを下げるの??

そりゃ自分の専門分野と推薦先の求人の分野が合っていれば余程の事がない限り落ちません。そもそも、なんせ推薦があるのかっていると、企業側のメリットと大学のメリットが一致しているから。そこには学生はいない。全く。

 

企業側のメリット

・欲しい大学からの学生が一定数必ず採用できる。

 企業は新卒採用に対して必死です。優秀な学生を他社に取られないようにと必死です。それを会社の魅力があるから学生から来てくれる。ではなく、推薦という形で確保しようとしているんです。新卒担当者のノルマ達成のためにあります。大企業だって製造業は、内々定者にお断りされまくっています。だから企業も必死なんです。

 

大学側のメリット

・学生を確実に有名企業に入れることができる。

 これは大学の実績作りのためにあります。必ず有名企業に入れます。これは大学側が数字としてあげられる成果や売りになる。就職率も高いですよなんて今のご時世では大きなメリットなんですよ。

大学の先生(就職担当)はめんどくさいから相談に来た学生を推薦にすぐ送ろうとするし、学生も楽だから乗っちゃう。

 

理系って専門性があるから、終始くらいでは門戸が広いけど、就職すると途端に、

「つぶしの効かない技術者」

になることを誰も気づいていません。博士は就職できないなんていっている人がいますけど、君たちも就職したら同じ境遇になるんだよと教えてあげたい。

 

だから最初の就活はめちゃくちゃ重要なのに、だーれもそれを教えてあげない。

大学教授は企業で人事なんてやっていないし、就職活動やキャリアパスだなんかに全く精通していないから全く役に立ちません。

 

学生目線で本気で就職活動を支えてくれるものなんて誰もいません。孤独です。

就活サイトは募集情報をくれたり、就活の基本ルールを教えてくれるけども、学生たちに就活の何が重要なのか、本質を教えてくれる人なんて誰もいません。

就活サイトのように企業からの広告費で運用するビジネスモデルではなくて、本当に就活等サービスを学生に与えてお金をもらうというビジネスやって欲しい。

 

大学の就職課がそれに当たるはずなんだけど。。。

 

もし自分の経験が誰かの役に立つなら貢献したい。

 

以上

 

 

 

 

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