理系博士の人生

研究よりも組織論や理系教育に興味がある体育会系工学博士のおぼえがき

博士課程に進む前に一度読んでほしい「入社1年目の教科書」岩瀬大輔

おはようございます。

gobostonです。

「 入社一年目の教科書」岩瀬大輔 です。

ライフネット生命社長として活躍している岩瀬大輔氏の著書

入社1年目の教科書とありますが、とんでもない。

幾つになっても読み直したいまさに教科書となる本です。

 

心に残った点

・社会人として最も重要なスキルは一緒に仕事がしたい、一緒に仕事をして楽しいと思ってもらえるかどうか。
→身だしなみ、約束や時間を守る人、信用のある人、成果を出せそうな人

 

・体のコンディショニングは仕事が終わってからの空き時間で済ますような重要度の低いものではない。

→自分の好きなことを掘り下げる。趣味をのばすことや本を読むこと。


社会人のスキル
・貯蓄して資産として使う(月一、二万円でもよい。)
・一流の経営者が持つ視点やビジネスマナー、立ち振る舞いを学ぶ。
・情報を集める能力を高く。 過去に情報収集した人のリストを使う。
・経営者視点で考える 全社的な目的に自分がどう貢献できるのか。
 そのためのマクロな視点でものを見る習慣、常に業界がどう動いているのか。
 学ぶためには全体像を見る視点を持った人とふれあい話し合うことが最も効果的

社会人のマナー
・メールの対応は超早くするだけで高い評価を得られる。またはまだ返答できないという早い反応。が必要

・いつまでに何のために必要な仕事か知ることでより高いパフォーマンスを出す。

・曖昧な提案やアドバイスの確認を取る。 
・高いパフォーマンスを出せるようなコンディション作り。
・会議に参加したら何らかの形で貢献するのが社会人のルール
 新人でもできるのが1、新鮮な目線 2、現場の感覚 3、次世代に残すことができるのか。死ぬ前に懸命に生きた、良い人生だったと言えるのか。
 
・意見を言う者は議論に貢献しようとする仲間と見て重宝される。
・上司へのフィードバック 会社のためという意味が伝わればよい
・人が嫌な仕事を積極的に引き受ける。そのチャンスを死んでもやりきる。幹事は特に引き受け、信頼構築のチャンスとする。
 宴会芸も同じ。真剣な姿勢は仕事への姿勢と同じで信頼を得られる。

原則
1、上に頼まれた仕事を何が何でもやりきる。上司からの信頼を得る。仕事を頼む側から見ると一番大事なのは100%やりきること
  周囲から信頼に足る人物だと評価されれば、次の仕事が回ってくる。

2、50点のレポート即座に出す。それに赤ペンを入れてもらいグレードアップする。
  方向転換もできる。上司の仕事は部下をつかって良い成果を出すことだから失礼ではない。

3、つならない仕事は大事 一流のプロほど基礎を繰り返す。

私も仕事をしながら重要性を確認している最中ですが、これほど当てはまる、心にグサッとくる本はなかなかありませんでした。

 

以上

入社1年目の教科書

入社1年目の教科書

 

 

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