集中する方法よりも、集中しつづけることが大事!
おはようございます。
gobostonです。
学生の頃から、注意力、集中力がなく困っていました。
部屋の片付けし出すと、見つけた本を読み、結局片付けが終わらないなど。。。
あるあるですよね。
これ、仕事でもめちゃくちゃ生産性に効いてきます。悪影響がほんとにデカイです。
ですので、今ドキっとした方は一緒に直しましょう!
カリフォルニア大学のグロリア・マーク教授によると、
ナレッジワーカーは仕事に集中しても10分に1回の割合で仕事が中断せざるを得ない状況ある。そこで失われた集中状態が戻るまでに平均25分はかかる。
とのこと。
驚きですよね。ここで仕事が中断される状況を自分に当てはめてみると 、
1、名前を呼ばれる。(大きな音がなる)
2、メールが届く。
3、何か気になることを思い出し、やりたくなる。
4、次の予定が気になる。(outlookのウインドウが立ち上がる。)
などまぁ沢山あります。カフェや図書館に行って勉強すると驚くほど集中できるのはこれら、集中を切る要素がないからってのがよくわかります。
スタバでずっとLINEをして、集中できていない大学生がよくいますが、LINEを切れば集中できるでしょう!
上の対策を考えて今やっています。
1、は私は会社の机で作業せず、本当に集中したいときは空き会議室で仕事するようにしました。大きな音はしませんし、名前を呼ばれません。緊急の場合は電話してくると思うので、無駄な声かけは避けられます。
2、メールは簡単ですね、outlookを閉じます。定期的に見るようにします。緊急の内容は電話で。
3、これ、結構多いんですよ。研究者魂なのかわかりませんが、急に気になる。これはよくあるGTD(Getting Things Done)の方法と同じですぐ手帳やらにメモを残します。メモ帳に書けば「忘れるかも」っていう不安を取りのぞけます。
4、これも簡単outlookを切りました。
一番厄介なのが3、でした。やっぱりあるんですよ。どうしてもやりたいなー!ってもの。ちなみに人間が感じる欲求(衝動性)というのは15分で消えるというのが研究結果でわかっているので、僕は15分は我慢するようにしています。
しかし、これまた研究によると人間は欲求に2回に1回くらいしか勝てないので、なるべく我慢!と自分が判断しないように「メモで残す」習慣を作りました。今のところ結構いい感じです。
集中する方法ってのは数多本が出ていますけど、集中しつづける方法ってのは意外と本が無いですよね。
しばらく続けてみて、また効果を確かめてみたいと思います。
余談ですけど、TOEICの試験終わった後ってめちゃくちゃ集中していませんか??
あれってなんででしょうね。
ではまた
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会社と大学の研究の雑談
こんにちはgobostonです。
会社で感じたことについて書きます。
自分は大学院を博士課程まで進学し、いまはとある大手企業の研究所で研究をしています。
企業の中には事業部の中にある研究所と、独立した研究所があります。僕がいるのは後者です。
独立した研究所は事業部とは切り離されていいます。ですので、例えばキヤノンは、カメラを作っている一方で、医療機器も作っています。事業部の中にある研究所では、カメラ事業であれば、カメラに関係した技術の研究しかしません。医療機器の事業部ではまた同じことです。
一方で、独立した研究所は、製品に関する技術というよりは、キヤノンであれば、超音波技術、センサー設計技術、画像処理技術といったように、全社に関係する技術を研究します。
僕がいる研究所では専門分野別に40人くらいの部があって、課長や部長がいるような感じです。
平均年齢は40歳くらいかと思います、かなり高齢化している感じです。
その中で僕はまだまだ若手に入るのですが、この40代以上のベテラン勢にかなり不満を感じています。
研究所の多くは(大学の研究も同じようなものだけれど)、研究資金を各事業部からお金をもらい、委託研究をしていると思います。そのお金がいわば自分たちの研究費や人件費となるわけです。僕ら独立した研究所の人たちは企業に貢献する技術を日々開発するために、事業部に営業し、お金を取ってきます。でないとこの研究所の存在意義がないからです。
企業の研究者目線ですが、大学の研究より、研究費を取ってくるのは厳しいなと思います。大学では、准教授や教授になれば、研究費を取ってこなくてもお給料は支払われますよね。大学は教育という観点もあるので(授業してますし)直接比較はできませんが。
日本の企業(製造業)は30代中盤まで驚くほど給料は少ないですが、40代以上はおかしなくらい沢山お給料を貰っています。成果を出す、出さないにしろ。なので、当人たちは若手に自分たちのお給料がいくらか隠します。話を聴くと、「こんなに貰ってるなら働けよ」と思われるからだそうです(n=1)。
この後をうまくまとめられないので、とりえずここまで。
(結局は会社で研究して、今40代の人は今の20代から30代前半の人たちと比べて何ができるのよ?
という事を問いたいのです。給与は2倍くらいもらうようになり、10倍効率的になったのか?外からばんばんお金を取ってきているのか?成果を出すチームを作っているのか?成果を出す人間を育てているのか?)
では
生産性を上げるために
おはようございます。
gobostonです。
最近会社に早く出社するようにしています。
朝起きる時間は変わらないのですが、起きてからすぐに会社に行くようにしました。
それで結構効果があったので振り返りを書きます。
朝起きてからすぐ出社する良い効果は、自分としては下記三点ありました。
1、朝は会社にほとんど人がいないし、静かなこともあり、集中して仕事ができる。
その勢いのまま、仕事ができるので生産性はかなり上がりました。
2、朝起きてすぐ会社に向かうと、家事やらニュースやらに頭を割かずに仕事につけるので
集中しやすかったです。家事をやニュースを見ていると、いろんな事に頭がちらついてしまい
いまいち集中しきれなかったのですが、それがなくなりました。
3、電車が空いている。
やっぱり安心して自分の仕事に集中できる環境というのが良いみたいでした。
これからも続けていきたいです。
こうやっていろいろ新しい事を試して、良い習慣を見つけるのですが
仕事に追っかけ回され始めると、自分の良かった習慣が失われるので、
また、もとの良い状態に戻れるように、こうやってブログやノートにメモするようにします。
大概、そういう悪い状態に陥った時は、何をすれば良いか忘れている状態なので
それを思い出す仕組みを作って置けると良いなと今更実感しています。
ではでは
仕事の生産性はドイツ人に学べ!!
こんにちは
gobostonです。
私は企業で生産技術の研究開発をしています。生産技術というのは、物を工場で作るときの生産性をあげる技術です。生産性をあげるというのをネジ締めで例えると
・ネジを早く締める。 (単位時間あたりの作業数)
・失敗なく締める。 (成功率=歩留まりの向上)
・ネジを使うのをやめる。(新しいプロセスの導入)
事業会社では人でが足りない、あるいは専門家がいないので、研究所に依頼が来るわけです。
いきなり脱線しましたが、世界的にドイツの製造生産性が高いことは有名です。
その理由はなんとなく、「勤勉」「努力家」と言われていますが、その文化的背景を追った本です。
生産性を考える上で
一人あたりGDPを見てみると
ドイツ 48,839ドル
日本 41,534ドルと日本よりも高いことがわかっています。
年間の労働時間で比べると、
ドイツ 1,371 hr
日本 1,719 hrと日本よりの60%くらいなんですね。
ですから単位時間あたりの労働生産性は
ドイツ 65.5ドル
日本 42.1ドル
こうやって見るとかなり差があるなと思いませんか?
この理由(考察)しています。
1.仕事に対する文化が異なる。
例えばドイツでは weekday:働く日 holiday:休日と呼ぶそうです。
日本は平日、休日ですよね。つまり日本では平日(毎日)は労働すべき。
海外では
2.アルバイトというのはAlbertという言葉でもとは「苦役」という言葉
働くことは苦しいニュアンスがあります。
3.サッカーでは各ポジションの仕事を明確に分ける文化があるようです。
スルーパスを出すポジション、それをもらってシュートを打つ等、
仕事はかなり細分化されているようです。だから余計な仕事が自分にははいってきても
それはできませんときっぱり言われます。
簡単にいうと、働くことは嫌なこと。だからなるべく短くしたいという考えがある。
というとても大きな仮説をこの本は投げかけてくれました。
ちょっと本質的な答えは得られませんでしたね。今度ドイツに詳しい方にお話を聞いてきます。
継続調査をします。
goboston
動物園へ行って感じたこと。実際に感じる何かは何か。
こんにちはgobostonです。
久しぶりの投稿です。なんとなく、色々んなことに手を出したらブログを書く元気がなくなってしまいました。
今日は15年ぶりくらいに多摩動物公園に行ってきました。
水族館は好きでよく行きますが、動物園はなんとなくあの臭いが苦手で敬遠していました。今回は多摩動物公園でのタヌキ展が気になって行ってみました。それがこれ。
中吊り広告風の展示を見たときに思ったのは正直、タヌキへの興味以上に、こういう展示を飼育員の方がやるのかという興味でした。
ところで、最近の動物園はすごいですね。北海道の旭山動物園が最たる例ですが、動物がいきいきとしている姿がお客さんから見えるように”見せ方”を研究しているなーと感じました。まずモグラ。下の写真は多摩動物公園のモグラの展示方法。
天井に網状の筒があって、モグラがそこを走るんです。
こんなに明るい部屋でももぐらがせっせと筒を走っているのを見ると、もぐらって結構速いんだなーって実感しました。知らないですよね、モグラのサイズと動くスピード。
テレビで見るサイより実際見るサイはもっと大きかったし皮膚はダルダルだった。トラもほんとはめちゃくちゃ臭い(肉食だかららしい、アメリカのジムのロッカールームの臭いに似てた。)とか、実際に五感で感じないとわからない。
これ研究でも一緒。シミュレーションや計算で答えがわかっても、実際に実験してみると違う結果がでたりしますよね。何か前提条件が足りなかったり仮定が間違ってたりして。
何が言いたいかというと、テレビや動画を通して得る情報は自分の知見・文脈が前提として理解するから、自分が知らないところで「勘違い」が発生しているのだなと。
それで、実際に目で見るとその間違いがわかりますよね。あの「実感」する感じ。
最近注目しているんですけどこの実際に会って見てわかる「実感」ってなんなんでしょうね。会社でwebミーティングするのと実際に会ってミーティングするのって違いますよね。
この「実感」はなんなのか、興味が湧いています。
五感?なんですかね。
goboston
理系の就職、大学の推薦なんてなくなった方がいいんじゃないかな
おはようございます。
gobostonです。
最近自分が会社に不満を感じている事もあり、
「就職活動」について色々思うところがでてきた。
「大学の推薦なんてない方がいい」
理由は二つ
- 学生の就活へのモチベーションを下げる。
- 学生のための制度ではない。
これです。
まず1、なんでモチベーションを下げるの??
そりゃ自分の専門分野と推薦先の求人の分野が合っていれば余程の事がない限り落ちません。そもそも、なんせ推薦があるのかっていると、企業側のメリットと大学のメリットが一致しているから。そこには学生はいない。全く。
企業側のメリット
・欲しい大学からの学生が一定数必ず採用できる。
企業は新卒採用に対して必死です。優秀な学生を他社に取られないようにと必死です。それを会社の魅力があるから学生から来てくれる。ではなく、推薦という形で確保しようとしているんです。新卒担当者のノルマ達成のためにあります。大企業だって製造業は、内々定者にお断りされまくっています。だから企業も必死なんです。
大学側のメリット
・学生を確実に有名企業に入れることができる。
これは大学の実績作りのためにあります。必ず有名企業に入れます。これは大学側が数字としてあげられる成果や売りになる。就職率も高いですよなんて今のご時世では大きなメリットなんですよ。
大学の先生(就職担当)はめんどくさいから相談に来た学生を推薦にすぐ送ろうとするし、学生も楽だから乗っちゃう。
理系って専門性があるから、終始くらいでは門戸が広いけど、就職すると途端に、
「つぶしの効かない技術者」
になることを誰も気づいていません。博士は就職できないなんていっている人がいますけど、君たちも就職したら同じ境遇になるんだよと教えてあげたい。
だから最初の就活はめちゃくちゃ重要なのに、だーれもそれを教えてあげない。
大学教授は企業で人事なんてやっていないし、就職活動やキャリアパスだなんかに全く精通していないから全く役に立ちません。
学生目線で本気で就職活動を支えてくれるものなんて誰もいません。孤独です。
就活サイトは募集情報をくれたり、就活の基本ルールを教えてくれるけども、学生たちに就活の何が重要なのか、本質を教えてくれる人なんて誰もいません。
就活サイトのように企業からの広告費で運用するビジネスモデルではなくて、本当に就活等サービスを学生に与えてお金をもらうというビジネスやって欲しい。
大学の就職課がそれに当たるはずなんだけど。。。
もし自分の経験が誰かの役に立つなら貢献したい。
以上
会社は普通の人で動いている。ってことはその他大勢が優秀かみればいいってことか。
こんにちは
gobostonです。
僕は大学を卒業し、大学院にそのまま進学しました。
家族には企業で働く人がたまたま少ない環境にいたし、
製造業で研究していた人も少なく、会社で働くことはどんなことなのか?
全く想像もつかずただ、ただ、就活本を読みまくってました。
OB訪問たくさんした方がよっぽどましだったなと今更反省したのですが、
逆に、就職本は、就職してから見返してみると、理解できて面白いもんです。
そういう意味では就活本は、読む人の経験値(就活生)にあっていないんですね。
ところで紹介する本はこちら
「僕たちはガンダムのジムである。」
- 作者: 常見陽平
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 52回
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上から目線ですが、読み返すと結構良い本。
そもそも会社に就職すべきか考えさせられた。
メモと感想
嫌いな上司5つ
1、責任逃れ
2、口ばかり、行動しない
3、理不尽に怒る。
4、話を聞いてくれない。
5、嘘をつく
これは本当、インターンシップとかで職場体験していたら分かると思うけど、この項目に当てはまる上司はたくさんいる。
ただ、これには幾つか問題があって、社内での昇進がかかっているから責任逃れちゃう人とかたくさん。
こんな上司がいると本当にやる気を失う。自分のことしか考えてない上司は多い。仕事ができなくても、部や課のことを考えて行動してもらえるだけで僕はがんばれる。
好きな上司5つ
1、リーダシップがある。
2、最後には責任を取って部下を守る。
3、決断力がある。
4、気軽に話しかけて気遣いしてくれる。
5、マネジメント力が高い
これに当てはまる上司なんてこの世にいるの??多分、ベンチャーとか、組織のサイズが小さい場合、多くいるのではと想像します。
行動心理学?で組織サイズが人間性に与える影響を調べて欲しい。組織サイズが巨大化することで人間に良い影響を与えることなんでない。
学校は社会の歯車を作っている。
社会の80%は普通の人でその人たちが動かなければ社会は動かないからだ。
これはその通りだと思う。みんな毎日真面目に仕事をしています。その仕事が本当に意味があるかどうかを考える時間など与えられないくらい仕事詰めです。
就職して怖いこと
企業の考え方が自分の中のすべてになってしまうこと。企業の方針は絶対であり、世の中の基準、自分の基準ではなく、企業の基準で物事を見るようになってしまうこと。
これ。本当に怖い。会社の常識が社会の常識と勘違いし始める。入社して思った違和感はずっと持ち続けた方が良いと思う。意味のない会社のしきたりとか沢山ある。
僕はなるべく疑問を持って、会社から一歩離れて見るようにしています。
会社での生き方
世界を視野に入れて売れるものを考えてどうすれば売れるか(マーケティング)、コストを最適化するかなど。
普通の人だけれども、その普通の人の中でどうやってプロとして生きていくのか。
会社と適度に距離を置き、モチベーションも上げすぎず、下げすぎずとキープする。それで平均的に高い結果を出す。
仕事は基本的にやらなければいけないことだから苦行。だからそれをあえて楽しむというスタンスが必要。
戦略的におっさんになること。わからないこと、手伝ってほしいことは素直にお願いする。チームとしてそれがプラス。
昇進
最短で29.5歳で係長
33.9歳で課長
40.1歳で部長
らしいです。会社ごとに全然違うと思う。
昇進に必要な要素
「評価」と「評判」が必要
評価:業績
評判:部下や上司から感じること、社会ではこれが意外と重要
自己評価は25%実力より高く、他己評価は25%実力よりも低い
これは正しかった。ただ、業績は客観的な指標とは限らないので注意。やっぱり気に入られている人は評価を上げやすい環境にはある。
上司が人格的に優れている場合のみ、本人の能力が正当に評価されるって感じ。
ただ、大企業は数万人の評価を平均化しないといけないので、しょうもない評価制度で人を評価するわけ。本当に意味がないとため息が出る。
昇進のためにやるべきこと
会社の中で細く長く活躍している、優秀な先輩を参考にするといい。
彼らはどうやって生きてきたのか。身の回りにいる優秀な先輩を参考にする。
そうこれ。評価する人のやり方に合わせるのが最も賢い方法です。
この本、確かに会社で生きていくための方法を沢山描いてくれている。
でも人生を楽しく過ごせるのかは正直わからない。僕はずっと悩んでます。